【アジア株・アセアン株個別銘柄紹介】DBSグループ・ホールディングス(DBSM:シンガポール)

 【アジア株・アセアン株個別銘柄紹介】DBSグループ・ホールディングス(DBSM:シンガポール)

こんにちはmokomoko3です。

今回はアジア・アセアン株の売買ランキングで常に上位に顔を出す、

ユナイテッド・オーバーシーズ銀行(UOBH:シンガポール)という株の銘柄紹介を

行っていきたいと思います。

会社概要

DBSグループ・ホールディングス会社概要
DBSグループ・ホールディングス(DBS Group

Holdings Ltd)は、シンガポールに本社を置く商

業銀行で、シンガポール証券取引所に上場してい

ます。その起源は1968年に設立されたシンガ

ポール開発銀行を母体としており、シンガポール

の経済成長を支える重要な役割を担ってきまし

た。シンガポールの成長とともに企業としても

成長を果たし、現在では18ヵ国にわたって

280の支店網を築き、東南アジア最大の銀行であるだけでなく、最も安全で優良な銀行の

一つとして知られています。

【DBSグループ・ホールディングスセグメント情報】
 DBSグループ・ホールディングスの事業

内容は、法人向けのキャッシュマネジメン

トサービスやM&Aの助言業務を行う機関

金融事業(Institutional Banking)と

デジタル決済ソリューションサービスや富

裕層向けコンサルティングサービスを行う

コンシューマーバンキング事業/ウェルスマネジメント事業(Consumer Banking/  

wealth management)、トレーディングやマーケットメイキングを行うトレジャリー

マーケット事業(Treasury Markets)の3事業に分かれています。

業績推移

DBSグループ・ホールディングス業績推移
それではDBSグループ・ホールディングス

の業績推移をみていきます。2017年度の

売上は11924 million S$(1S$=約81

円なので約9658億円)、純利益は4371

million S$(約3540億円)、EPSは1.69

S$(約136円)となっています。直近5年

間でみると13年度の8927 millionS$

(約7231億円)比で33.5%の増収と

なっており、利益面でみても直近で最も業績の良かった15年の4454 million S$

(約3607億円)とほぼ変わらない水準となっています。総資産も517711 million S$

(約41兆9368億円)と13年の402008 million S$(32兆5643億円)比で、28.7%納増加

となっていることから、今後も毎期安定して3~6%の増収が期待できそうです。



配当推移

DBSグループ・ホールディングス配当推移
次にDBSグループホールディングスの配当

推移をみていきましょう。2017年の配当

額は中間配当33 Scent(1 S$=100

 Scentなので約26.7円)、設立50周年の

特別配当50 Scent(約40円)、期末配当

の60 Scent(約48円)の合計1.43 S$と

なっています。直近5年間を比較すると、13年の58 Scentから特別配当を除いても1.6倍の

増配となっています。2017年のアニュアルレポートの中で、「新しい自己資本比率規制

(Basel III capital reforms)の規制内容が明確になり、それがDBSグループホール

ディングスにとって良い内容だったため、配当をより高い水準で実施することが切るよう

ようになった」とコメントが記載されていたので、今後も90 Scent近い配当は期待できる

と思います。

株価推移

DBSグループ・ホールディングス株価推移ブルームバーグより】
最後に株価の推移をみていきま

す。DBSグループ・ホールディ

ングスの株価は27.5S$

(約2227円)となっています。

直近で高値を更新していました


が、2月の世界的な急落に巻き込まれ、株価は調整気味となっています。株式指標をみると

PERは16倍、PBRは1.4倍、配当利回りは3.46%(18年3月31日時点)と適正といえる

水準になっています。総資産が着実に増加しており、業績も連続増収となっていることか

ら、積極的に投資していきたい銘柄だと思います。

 まとめ

シンガポールの金融業(銀行)銘柄のDBSグループ・ホールディングスは、東南アジア最

大の銀行で、業績も連続増収を重ねています。バリュエーションをみても割高とは言いに

くく、増配も期待できることから積極的に投資していきたい銘柄といえます。

【おすすめ度☆5つ:積極的に投資したい】

現在の業績★★★★☆ 
将来業績 ★★★★★  
業績安定度★★★★★
株式指標 ★★★☆☆
配当利回り★★★★☆

☆5つ…積極的に投資したい
☆4つ…余裕資金があれば打診買いで投資したい
☆3つ…株価が下落(5%~20%)すれば投資を検討したい
☆2つ…株価が大幅下落(20%~30%)すれば投資を検討したい
☆1つ…構造的な変化が起きない限り投資は見送ったほうがよい

以上、ご参考にしていただければ幸いです!

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