【アジア株・アセアン株個別銘柄紹介】エアアジア(AIRA:マレーシア)


【アジア株・アセアン株個別銘柄紹介】エアアジア (AIRA:マレーシア)

こんにちはmokomoko3です。

今回はアセアン株の売買ランキングで常に上位に顔を出す、エアアジア(AIRA)

の銘柄紹介を行いたいと思います。

会社概要

エアアジアはマレーシアの格安航空会社(LCC:ローコストキャリア)です。2001年に

トニー・フェルナンデスがマレーシアの政府系企業であるDRBハイコムから経営破綻状態

だった現在のエアアジアを1RM(RM:マレーシアリンギット)で買収、以降、航空機の稼

働率を高め、余分なサービスを廃止し、ハブを経由させず直接路線をつなぐことで、低価

格で高品質なサービスを実現。事業再生を成功させました。2017年現在、エアアジアジャ

パンを含め、タイ・エアアジア、インドネシア・エアアジアなどアジア各国で航空会社を

設立。16年時点で18の国、109の都市に就航しており、アジアの代表的なLCCとしての

地位を確固たるものにしています。

業績推移

エアアジア業績推移
 エアアジアの業績の推移をみると、売上は

2012年の4946百万RM(1RM=27円とすると

約1352億円)から2016年には6846百万RM

(約1871億円)と、連続増収となっています。

 ただ、2014年にインドネシア・エアアジアの

航空機が墜落事故を起こしており、同年の純利

益は83百万RM(約22億円)と直近5年間で最低

の数字となっています。

しかし、①2016年には2047百万RM(約559億円)と直近での最高益をたたき出している

ことや②乗客数が12年の1967万人から16年2641万人と連続して増加していること、

③マレーシアでは国内線で47%、国際線49%と高いシェアを維持していることから、

2014年の事故が与える影響は今後限定的なものとなるでしょう。




配当推移

エアアジア配当推移 MORNINGSTARのHPより
エアアジアは2013年度以降、一株当たり

純利益のうち20%を上限に配当を行うと

いう配当政策を実施しています。

直近の年間配当額は0.24RMと配当利回り

に換算(株価4.15RM)すると、5.7%超

という 高利回りの銘柄になります。ですが、さきに触れた事故の件もあり、年度ごとのば

らつきが大きいため今後の配当額がいくらぐらいで推移すしていくのか先が見通しにくい

形になっています。個人的な予想では最低3~4%くらいの配当は見込めるのではないかと

考えています。

株価推移 

【エアアジア株価推移】
エアアジアの株価は18年3月14日時点で

4.16RMとなっています。チャート的には

高値の節目だった4RMを上に抜け、青天

井が広がっている状況です。また、指標と

してもPER8.3倍、PBR1.6倍と成長率から

考えると割安感が出ています。ためしにいくらか投資してもよい水準だと思います。

以上、ご参考にしていただければ幸いです!

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